インデックス投資を20年続けてきた。
資産は、1億弱まで来た。
前に「年収がもったいないから辞められない」と書いた。
今回、それとは別の理由に気づいた。
1. 給料はもらえる。責任は軽い
窓際FIREという考え方については、前に書いた。
係長という肩書きはある。でも、勤務表を組むのも、人事評価をつけるのも、上の役職者が握っていて渡されない。
現場の運用改善や、後輩の育成はやらせてもらえる。でも、部門の意思決定には関われない。
つまり、係長の給料をもらいながら、実務は一般職に近い。
生活費のためじゃなく、なんとなく続けている状態。責任は軽いのに、給料は下がらない。経済合理性だけで見れば、これほど効率のいい働き方はない。
2. それでも、かったるい
問題は、コスパの良さと、心の状態が別軸だということだ。
25年以上、現場で気づいたことを、権限がないまま形にしてきた。業務の流れを変えて、処理件数を1.6倍にしたこともある。誰かに頼まれたわけじゃない。気づいて、勝手にやった。
属人化して抜けられなくなっている先輩とは逆だ。自分がいなくても回るように、あえて仕組みを変えてきた。
それが評価されるかというと、されない。勤務表を組む人、評価をつける人が、別にいるからだ。
頑張っても、給料にも権限にも反映されない構造の中で、何年も過ごしていると、じわじわとかったるさが溜まっていく。
やる気が出ないのは、怠けているからじゃないと思う。評価される仕組みがない場所で、評価されることを求め続けるのは、消耗するだけだと、最近ようやく理解した。
3. 通勤時間だけは、フルタイムのまま
もうひとつ、地味に効いているのが通勤時間だ。
責任は軽くなったのに、通勤の負担だけは変わらない。「サイドFIREのくせに」と自分でツッコミたくなる瞬間がある。
片道一時間半弱。近ければ、この生活はもう少し楽だったのかもしれない。
4. 会議に呼ばれなかった
少し前、話し合いの場が設定されるという話があった。
日程を見た瞬間、なんとなく察した。自分がいない日に組まれていた。
外すだろうな、とは思っていた。驚きはなかった。予測していた通りになっただけだ。
5. 窓際FIREの次に来るもの
この状態を続けるか、外に出るか。
今、まさにその岐路にいる。
資産があるから、生活のために我慢する必要はない。「年収がもったいない」という以前の理由も、もう当てはまらない。
ただ、資産があっても、悔しさや、認められたいという気持ちは消えないようだ。
そのことに、最近気づかされる出来事があった。
まとめ
- インデックス投資20年で資産1億弱。目標だった1億にほぼ届いた
- 以前「年収がもったいないから辞められない」と書いたが、今回は別の理由に気づいた
- 給料は下がらず責任は軽いという「窓際FIRE」の構造にある
- 25年以上、権限のないまま業務改善を続けてきたが、評価には反映されなかった
- 通勤時間だけはフルタイムのまま。地味に効いている
- 話し合いの場から、自分だけ外されていた
- 窓際FIREを続けるか、外に出るか。今、その岐路にいる
コスパで見れば、悪くない働き方だ。でも、心は別の理屈で動いている。
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