二年前くらいに、投資うさぎという人の動画で、窓際FIREという考え方を知った。

そこから、出世というものの見方が変わってきた。

1. 雇われである以上、限界がある

雇われで働いている以上、いくら頑張っても、大きな富は得られない。

これは当たり前のことだが、改めて整理すると、重く感じる事実だった。

会社員の給料には、上限がある。役職が上がっても、その上限が少し動くだけだ。

2. 自分はほぼ天井に近い

今の自分の立場を、冷静に見てみた。

ほぼ天井に近いところまで来ていると思う。

次のポジションに上がっても、年収は百万円も増えないだろう。

百万円のために、責任は確実に増える。部下が増える。トラブルの矢面に立つ場面も増える。

割に合わない、と思った。

3. 課長や部長は、特別な存在じゃない

ここで気づいたことがある。

課長や部長というのは、特別に偉い人間というわけじゃない。

雇われ構造の中で、たまたまその役回りを引き受けている人だ。責任を多く負う代わりに、給料が少し多い。それだけの違いだ。

嘘つき課長も、課長補佐も、特別な存在として見ていたら腹が立つ。でも、雇われ構造の中の一つの役回りだと思うと、見方が変わる。

4. 自分みたいな部下がいたら、面倒だろう

もう一つ、面白いことに気づいた。

自分が課長や部長の立場になったとして、自分みたいな部下がいたら、たぶん面倒だろうと思う。

期待しない、怒らない、要領よく楽をする方法を考える。たまに筋が通らないと一言だけ言って、異動になっても気にしない。

そういう部下は、扱いにくいだろうなと思う。

今のところ、自分のような人間が他にいるかはわからない。でも割合で考えれば、もう一人くらいいても不思議ではない。属人化して抜けられなくなっている先輩とは、また違うタイプの厄介さかもしれない。

5. 資本主義への理解が、課長を軽くした

資本主義という仕組みについて、だいぶわかってきた。

雇われで働く以上、得られるものには限界がある。資産を持つ側に回らないと、大きな富は得られない。

これを理解してから、課長や部長という存在が、前よりずっと軽く見えるようになった。

偉い人ではない。雇われ構造の中で、責任という役回りを引き受けている人。それだけだ。

坂本龍馬が、身分ではなく資本主義というルールに賭けたことと、たぶん根っこは同じだ。

6. 窓際FIREという選択

二年前に窓際FIREという考えを知って、なんとなく「この方向で良いんじゃないか」と思えるようになった。

出世のために何かを犠牲にする必要が、もうない。

資産は積み上がっている。課長になったところで、得られるものは少ない。責任は増える。

天井に近いところで、静かに資産を増やしながら、数年でやめられそうな道を選ぶ。それで十分だと思っている。

まとめ

  • 投資うさぎの動画で、窓際FIREという考え方を知った
  • 雇われである以上、頑張っても大きな富は得られない
  • 自分はほぼ天井で、上がっても年収は百万円も増えないだろう
  • その分責任は増える。割に合わないと思った
  • 課長や部長は、雇われ構造の中の一つの役回りに過ぎない
  • 自分のような部下がいたら、課長としても面倒だろう
  • 資本主義への理解が深まって、課長という存在が軽く見えるようになった

役回りだとわかれば、もう怖くもないし、羨ましくもない。たぶん、それでいい。

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