「SOXLが上がってる!今のうちに早く記事にしないと、またすぐ暴落するかも…!」

レバレッジ3倍の恐ろしさを骨の髄まで知っている私は、PCの前で焦っていました。元本80万円から最大10倍、利確分を合わせて600万円の利益を生み出した5年間のガチホ実体験。この熱気をそのままブログとYouTube Shortsで公開したかったのです。

しかし、ここで一つの問題が。AIコーディングエージェント「Claude Code」のトークン残量がカツカツだったのです。

「ちょっとトークン節約しよう。今回は軽い処理だから、いつもの『Sonnet』じゃなくて『Haiku』でいけるっしょ」

これが、地獄の始まりでした。

節約の代償:AIが自爆して完全沈黙

Haikuに記事と動画データのコミットを任せた結果、とんでもない事態が発生しました。以下のコンボが発動したのです。

  1. 動画・音声ファイル(約1.2GB、650ファイル以上)を何も考えずにGitに全ツッパされる
  2. GitHubへプッシュしようとして容量オーバー(HTTP 500エラー)で弾かれる
  3. Claude Code側も、膨大なGitの差分ログを読み込もうとしてトークン上限突破。思考停止(強制終了)

普段使っている「Sonnet」なら、「重い動画ファイルはGitに入れるべきではないから .gitignore に追加しておこう」と機転を利かせてくれます。しかしHaikuは指示通りにすべてを飲み込み、自らのコンテキストウィンドウをパンクさせて自爆しました。

ここでGeminiに浮気して「直接直す方法」を聞いてみた!

Claude Codeがトークン切れで動かなくなった絶望の中、私は「Gemini」に泣きつきました。

「今の状況、どうすればいいの? ターミナルから直接直す方法を教えて!」

そう、浮気です。でも、背に腹は代えられません。Geminiは冷静に、絡まったGitの履歴をほどくための「魔法のコマンド」を授けてくれました。

ターミナルからの手動レスキュー

Geminiに教わった通り、以下の手順で人間が直接修正を行いました。

  1. 重いファイルをGitの追跡から外す(PC上のファイルは残す)
  2. 二度と同じ悲劇が起きないよう .gitignore に登録
  3. 直前の重いコミット履歴を「上書き」して無かったことにする
  4. GitHub Actionsの権限エラーを突破する

余裕はありそうでない私

SOXLというじゃじゃ馬を5年間も握り続け、600万円の利益を確定させる胆力はあったはずなのに。いざブログを書く段になると、AIのトークン残量に焦り、数百円をケチってバカなことをして時間を溶かしてしまう。

「余裕はありそうでない私」。いつもこんな感じです。

今回の教訓はシンプルです。「投資はガチホ、AIはSonnet。そして困った時のGemini」

ファイル構成が複雑になる自動化作業では、素直に一番賢いモデルに任せるのが、結果的に一番の時間と精神の節約になります。同じようにAIでブログを運営している皆さんも、どうかお気をつけください。