※この記事は体験談であり、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。
貯金には、致命的な欠陥がある。
使ったら、減る。
当たり前のことだ。でも長い間、それが怖かった。
「残高が減っていく」感覚が嫌いだった
老後のために貯め続けた。
でも、いざ使い始めると残高が減っていく。通帳を見るたびに少しずつ削られていく感覚は、精神的にきつかった。
「もっと貯めておけばよかった」と思いながら使う老後は、豊かとは言えない気がした。
両学長が提唱した「自分年金」という考え方
そのころ、両学長の動画に出会った。
「自分年金」という概念だった。
- 現役のうちに積み立てる
- 元本は減らさない
- 65歳以降は配当だけをもらって生きていく
聞いた瞬間、「これだ」と思った。
元本が減らないなら、残高を見るたびに削られていく恐怖がない。配当という「果実」だけをもらい続ける。そういう設計が存在するとは、それまで知らなかった。
HDV・SPYD・VYMを買い始めた
米国高配当ETFを調べ始めた。
最初は記号の羅列にしか見えなかった。SPYD、HDV、VYM。どれが何なのかもわからなかった。
でも何度も動画を観ているうちに、それぞれの特徴が掴めてきた。
コロナ暴落のとき、S&P500は戻りが早かった。でも高配当ETFはまだ安かった。「今が買い場だ」と判断して、まとまった額を入れた。
あの判断は正しかったと思っている。
唯一気に入らないのはTLT
ポートフォリオに安定感を出したくて、TLT(米国長期債券ETF)を組み込んだ。
これが、ずっと赤い。
暴落というほどではないが、口座を開けば数パーセントのマイナスが続いている。VYMやHDVが育っている横で、TLTだけが地味に赤い数字を出し続けている。
「配当(利子)をもらっているから、トータルではいつかプラスになる」と自分に言い聞かせている。でも赤い数字は何度見ても気分がいいものではない。
今の状況:年間60万円の配当
今では配当金が年間約60万円入ってくる。
月5万円。元本には手をつけていない。
VYMやHDVは今も高くて、追加で買いたくても買いにくい状態が続いている。贅沢な悩みだと思っている。
貯金が減る恐怖から、少し自由になった
資産が配当を生む状態になってから、老後の不安の種類が変わった。
「いつまで持つか」という不安が、「配当が入り続ける限り大丈夫」という感覚に変わってきた。
TLTの赤字がなくなれば、もう少しすっきりするんだが。
※投資にはリスクが伴います。将来の運用成果を保証するものではありません。
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