資産が増えて、余裕が出てきた頃から、自然と人を褒めるようになった。
「かわいいね」「優しいね」
特別なテクニックじゃない。ただ思ったことを口に出すようになっただけだ。
余裕がなかった頃は、そんなことを言う気持ちの余白がなかった。
余裕がなかった頃は、自分で精一杯だった
お金がない頃は、お金のことばかり考えていた。
「来月どうなるんだろう」「将来大丈夫か」「もっと節約しないといけない」。
頭の中がそういうことで埋まっていると、目の前の人をよく見る余裕がない。「かわいいな」と思っても、それを口に出す気持ちの隙間がない。
仕事でも同じだった。評価を気にして、上司の目を気にして、自分のことで精一杯だった。
人を褒めるというのは、余裕があって初めてできることだと、後から気づいた。
視線を感じるようになった
自然と褒めるようになってしばらく経った頃、視線を感じるようになった。
「どうした?」と聞くと、「見ちゃうんです」と言われた。
そういうことか、と思った。
褒めたから好かれたのか、余裕が出たから好かれたのか、どちらが先かはわからない。でも何かが変わっていた。
しれっと触ってくる
さらにしばらくすると、しれっと触ってくるようになった。
自然な感じで。さりげなく。
40代でこんなことが起きるとは思っていなかった。若い頃でも経験が少なかったのに、この年齢でか、と少し戸惑った。
でもそれが、余裕のある男への評価なのかもしれない、とも思った。
褒めるのにテクニックはいらない
モテるための褒め方、みたいな記事はたくさんある。
「相手の名前を呼べ」「具体的に褒めろ」「すぐ褒めるな」。いろんな理論がある。
でも俺の場合は違った。
余裕が出たから、自然と褒められるようになった。テクニックじゃない。心の余白の問題だ。
余白があれば、相手のいいところが目に入る。目に入れば、口から出る。それだけだ。
結局、余裕がモテを作る
清潔感も大事。見た目も大事。話し方も大事。
でも一番大事なのは余裕だと思う。
余裕は自信から来る。自信はお金から来ることもある。将来への不安がなくなれば、今この瞬間に集中できる。今に集中できれば、目の前の人をちゃんと見られる。
資産を増やしていたら、いつの間にか褒め上手になっていた。
投資が教えてくれた最大のことは、お金じゃなくて余裕かもしれない。
人生、何が役に立つかわからない。