40代に差し掛かった頃、突然モテ期が来た。

特別なことはしていなかった。ナンパの練習もしていない。コミュニケーション術の本も読んでいない。ただ二つのことが重なっただけだ。

痩せたこと。そして資産が2000万円を超えたこと。


痩せたら、見え方が変わった

体型が変わると、周りの見え方が変わる。

職場の若い子と話す機会が増えた。以前と同じ話をしているのに、反応が違う。「また話しかけてくれるな」と思う場面が増えた。

モテるって、こういうことか、と思った。40代にして初めて気づいた気がした。

体型を変えるだけで、相手の受け取り方がこれだけ変わるのか。正直、驚いた。ダイエット前の自分では想像できなかった変化だ。


お金の余裕が自信になった

資産が2000万円を超えた頃から、何かが変わった。

「もう少し大丈夫かな」という安心感が生まれた。仕事を失っても、しばらくは生活できる。老後のことを心配しすぎなくていい。

その安心感が、日常の「余裕」になった。

仕事への執着が薄れた。職場での空気が変わった。「どう評価されるか」より「今日どう過ごすか」の方が大事になってきた。

余裕のある男は、たぶん違って見える。何かを必死に求めている顔より、満足している顔の方が魅力的に映るのかもしれない。


モテたら清潔感を意識し始めた

面白いことに、モテ始めてから清潔感を意識するようになった。

逆だろう、と思うかもしれない。普通は「清潔感を出してモテる」だ。

でも俺の場合は「モテたから清潔感を出した」だ。

職場の女性たちの反応がよくなってきた。それが嬉しかった。「もっとよく見せたい」と思い始めた。服を少し見直した。髪型を整えるようになった。

そうしたら、さらにいい感じになった。


モテる好循環が生まれた

後から気づいたことだ。

痩せる→自信がつく→余裕が出る→清潔感を意識する→もっとモテる。

この好循環が自然に回り始めていた。どこか一点に集中して努力したわけじゃない。体型が変わって、資産が増えて、気づいたら環境が変わっていた。

モテようとして努力したことは、一度もない。


結局、お金と体型が先だった

モテるために何かしようとしても、なかなかうまくいかない。

スキルを磨いても、話術を鍛えても、それだけでは足りないことが多い。

でも振り返ると、お金と体型が整ったら自然とモテた。清潔感は後からついてきた。余裕は後からついてきた。

土台が整えば、他はついてくる。

まず資産を増やして、痩せろ。それだけでいい。たぶん。

40代でそれに気づけたのは、遅かったのか、それとも丁度よかったのか。まあ、今からでも遅くないということにしておく。