「ずっと一緒にいたいです」
職場の若い子にそう言われたとき、俺は既婚者だった。
やばい。これはやばい。
軽い気持ちだった
職場に一回り下の子がいた。30歳くらい。
明るくて話しやすかった。会うたびに「また会えたね」と声をかけていた。
特別な意味はなかった。ただの挨拶みたいなものだった。
気づいたら青春だった
ある日、その子が言い出した。
「ずっと一緒にいたいです」
え。
しかも気がつくと、目が合う。廊下ですれ違うたびに目が合う。こっちが視線を向けなくても、向こうから目が来る。
青春か。ここは青春の場所か。
俺は既婚者だ。
焦った
正直、焦った。
たった一言の声かけが、いつの間にかそういう空気になっていた。
相手は30歳。一回り下。本気の目をしていた。こちらはどうするべきかわからなかった。
「やばい、これは危ない」
そう思った。
退職という結末
どう対処するか考えているうちに、その子が退職した。
そのままお別れになった。
結果的には何もなく終わった。でも「危なかった」という感覚は残った。
若い頃も同じことをやった
実はこれ、初めてじゃない。
若い頃にも同じことをやった。軽い気持ちで「可愛い」と言い続けて、相手が本気になって慌てた経験がある。
その失敗を知っているはずなのに、またやってしまった。
人間は懲りない。特に調子に乗っているときは。
優しい言葉は安易にかけちゃダメ
この経験から改めて思ったこと。
「また会えたね」くらいの一言でも、毎日積み重なると別の意味を持つことがある。
言った側は軽いつもりでも、言われた側は違う受け取り方をすることがある。
特に職場では。毎日顔を合わせる環境では、言葉の積み重ねが予想以上の力を持つ。
既婚おじさんへの教訓
既婚者だから関係ない、おじさんだから大丈夫。そんなことはない。
むしろ既婚のおじさんが優しくすると、「この人は下心がない」と安心させてしまう。その安心が油断を生む。気がついたら取り返しのつかない状況になっていることがある。
若い頃に同じ失敗をして、またやった。
「可愛い」は言葉の凶器になりうる。
まとめ
- 「また会えたね」と声をかけていただけで一回り下の子が本気になった
- 「ずっと一緒にいたい」と言われ、目が合い続ける青春状態に
- 相手の退職でそのままお別れ
- 若い頃も同じ失敗をしたのにまたやってしまった
- 優しい言葉の積み重ねは想像以上の力を持つ。特に職場では
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