「このままだと、自由に使えるお金もなく終わるな」

そう思った瞬間があった。


10年前の話

当時、投資のことは何も知らなかった。

お金は銀行に預けるもの。そう思っていた。でも給料は上がらない。物価は上がる。このまま働き続けて、老後に何が残るんだろう。

そんなとき、一冊の本を読んだ。

「お金は銀行に預けるな」「S&P500に投資しろ」——山崎元さんや水瀬さんの本だった。

読んで、頭を殴られた気がした。


不安はあった

iDeCoを始めるとき、正直不安だった。

60歳まで引き出せない。元本割れするかもしれない。そもそも自分に向いているのか。

でも本にはっきり書いてあった。「S&P500のインデックスファンドを積み立てろ」と。

難しい判断は必要なかった。本の通りにやるだけだった。


10年後の結果

積み立てた金額は約80万円。

今の残高は約150万円。

約1.9倍になっている。

特別なことは何もしていない。毎月淡々と積み立てて、放置しただけだ。


iDeCoの本当のメリット

リターンだけじゃない。iDeCoには税制優遇がある。

  • 掛け金が全額所得控除になる
  • 運用益が非課税
  • 受け取り時も控除がある

医療職で所得税・住民税を払っている身には、この節税効果が地味に大きい。毎年の節税額を積み上げると、運用益と合わせてかなりの差になる。


「早くやればよかった」と思う瞬間

同僚や友人で、まだ投資を始めていない人を見ることがある。

「早くやればいいのに」と思う。

でも同時に「余裕ないよな」とも思う。

毎月の生活で精一杯なのはわかる。将来のためにお金を固定するのは怖い。気持ちはわかる。

でも10年前の自分に言えるなら、こう言う。

「とにかく少額でいいから始めろ。月5000円でもいい。やらない時間が一番もったいない」


50手前から始めても間に合うか

「もう遅い」と思っている人がいるかもしれない。

50手前でもまだ10年ある。60歳まで積み立てられる。10年あれば、インデックスなら十分に育つ可能性がある。

自分が始めたのも、決して早くはなかった。それでも10年で1.9倍になった。

やらない理由を探すより、始める理由を探した方がいい。


まとめ

  • きっかけは一冊の本
  • 不安はあったが、本の通りにS&P500を積み立てた
  • 80万→150万(約1.9倍)
  • 節税効果も含めると、やらないより圧倒的にいい
  • 「遅い」はない。今日が一番早い

自由に使えるお金もなく終わりたくない。そう思ったあの日の自分に、今なら胸を張って言える。

「始めてよかった」


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